ほろ苦さは春の味・・・
自称シティボーイ?のSさんから、土筆を食べたとのメールが来た。
カントリーガール?としては、負けちゃ居られない!
でも、ここ数年この辺りで土筆の生えてるところなんて見たこと無い。
2,3年前県境を越え、温泉に行く途中、畦道に生えてる土筆を車の中から、見たことを思い出し、そこまでビニール袋を持って出かけた。
最初は全く見つからなかったが、目が慣れてくると、ここにも、あそこにもと・・・・・
沢山採っても、後の整理が大変だから、1回食べる分だけを採って帰宅。
早速、袴取り。 細かい作業なので肩が凝る。
10本ほどの袴を取っただけでもう嫌になってしまったが、この作業を済ませないと料理出来ないので頑張って取った。
袴を取ってしまえばもう出来たも同じ?
美味しい卵とじが出来た。
ほろ苦い春はナンとも懐かしく、幼い日の思い出が蘇る。
春に母が好んで土筆を食べるのを見ながら、こんな苦い物の何処が美味しいのかと不思議でも有った。が、年を重ねた今、その昔の母のように、季節を味わう楽しさを知った。
そして懐かしく亡き母を想う。